アイデア力を高めるヒントと環境って?
企画の提案や問題の解決などに必要なアイデアはどのようにして生み出せばいいのでしょうか。NGな行動を知ったうえで、アイデアを生み出すヒントを知り、実践してみましょう。オススメの環境や過ごし方についてもご紹介します。
これはNG!アイデアがひらめかない理由
「長時間考えても何もアイデアが浮かばない」「そもそも発想するのが苦手」という人もいることでしょう。そんな人が、ついついやってしまっていることや陥ってしまっている状況とは。
例えば「時間に追われる」こと。期限が短いとおのずと焦りが生じます。逆に、時間がたっぷりあってもスイッチが入るのが直前だと「アイデアを考えなければならない」と受け身な姿勢になり、ひいてはプレッシャーにつながり自由に発想しにくくなるもの。他の人が次々に魅力的なアイデアを量産していてそれを意識してしまう場合も、モチベーションの低下につながってしまいます。
「手法にとらわれる」のもマイナスです。例えば、アイデアを付箋にメモして貼っていく定番の方法。これ自体に問題はありませんが、スタイルにしばられる必要はありません。手法ではなく、アイデアを考えることのみに意識を向けましょう。
「数で勝負する」のも、いい方法とは言えません。それよりは、そのテーマを掘り下げるほうが意外性のあるアイデアが生まれる可能性があるようです。
アイデアを生み出すヒントをおさえて実践!
発想力には個人差があるので、自分に向いているひらめき方を探り、実践するのがおすすめです。いくつかのヒントをご紹介します。
●体を動かす
デスクに長時間向かっていても、なかなか新しい発想は生まれにくいもの。ウォーキングやランニングで血液の巡りをよくすることで、脳の機能が活性化されます。立ち上がってコーヒーを淹れるだけでも煮詰まっていた思考が動き出しやすくなるようです。
●脳をリラックス状態にする
瞑想してマインドフルネスな状態になると、ストレスが緩和され、集中力が上がるので新しい発想が生まれやすくなります。デスクでも行えますが、サウナを活用するとより効果が期待できそうです。
●ゼロから作るのではなく、既にあるものから着想する
0から1を生み出すのは至難の業。画期的なアイデアは簡単には生まれないので、既存の情報を組み合わせるなど、考えを広げる工夫をしましょう。
●アイデアノートをつける
何気なくひらめいたこと、人と会話をして気になったワード、新しく覚えたワードなどを書き留めましょう。のちにそれらが結びついて鮮度を感じるアイデアが生まれることがあります。
『work-and-place神戸北野』でアイデアが生まれる環境に身を置く
日々どんな環境で仕事をするかも、新しい発想を生み出すのに大きなポイントとなります。『work-and-place神戸北野』なら、コワーキングスペース内で場所を移動して気分を変えたり、個室サウナで思考をリフレッシュできるのも魅力。また、北野を散策することでひらめく力を高めてくれそうです。『work-and-place神戸北野』幟建由佳におすすめの利用方法を聞いてみました。
「メンバーさんから届くのが、プライベートサウナが一番という声。私も実感していますが、自分のペースでリラックスしながら過ごせるので集中できるんです。好みの温度設定で心地よく、マインドフルネスな状態になるからアイデアがひらめきやすいのかなと。同じく設置しているエアロバイクを無心になってリズミカルに漕ぐのも、発想力を高めやすいと感じます。気になるスマホの通知から離れられ、ついスマホで検索したくなるのを防げるのもメリットですね」
また、北野の街を散策するのもおすすめだそう。「信号が少ないので歩きながらの考えごとにぴったりなんですよ。下から上まで眺めたくなるような美しい建築物が多く、自然と空を見上げています。そうすると六甲山系の山々の緑も視界に入るので心地がよくて。外国人 観光客や20~30代の方が立ち止まって写真を撮っていたり、スマホでお店を探している様子を見るのも、趣味嗜好や習慣が観察できて興味深いです。そんな風に別のことに思考を飛ばすと、自然といいアイデアが浮かぶことがあります」
「ロウリュも備えたサウナでリフレッシュ」
「サウナ前に利用するのもおすすめのエアロバイク」
まとめ
メソッドを知り環境を整えてアイデアを作り出す
新しいアイデアを作り出すには、さまざまなやり方があることを知り、まずは試してみるのがよさそうです。その人によって、またそのときの気分によっても正解は異なるはず。構え過ぎず、なるべく心にゆとりをもって柔軟に思考を巡らせ、使えるアイデアを創造しましょう。
《参考資料》
『ありそうでなかったアイデアのつくりかた』(いしかわかずや/クロスメディア・パブリッシング)
『嶋浩一郎のアイデアのつくり方』(嶋浩一郎/ディスカバー提書)
《参考URL》
W&P編集部:ライター シキタリエ