なんだか面倒くさそうな自己分析って意味あるの?
良い大学に入って良い企業に就職すれば、あとは引かれたレールを走っていたらそれで安泰。
そんな時代は終わった。周りを見渡してみても、キャリア形成に成功し生き生きしている人は一握り。いやいや、一握りもいないかもしれない。“このままで大丈夫かな、わたしのこれから”そう強く感じている人も少なくない。自分のキャリアは自分で作っていかないとまずいことになる、、、、
最近、良く耳にするリスキリング?が未来を明るくする?でも、学びたいものがまだ見つかっていない。
このまま悶々とした日々をいつまで続けるの?そんな悩みを解決してくれるのが「自己分析」。キャリア形成のファーストステップ。これなくして「自分」「キャリア」を描くことはできない。
今日は、自己分析で分かること・効果について説明しよう
自己分析とは
分析とは、物事をいくつかの要素に分け、その要素・成分・構成などを細かい点まではっきりさせること※1
物事を自分に置き換えて捉えてみると分かりやすい。
分析が得意な人は比較的上手に自己分析することができる。ただ、どうしても思い込み・バイアスはぬぐい切れないため適切に要素分解が進まないことが多い。得意な人でもつまづくのはこのためだ。※1 Oxford languageより引用
自己分析で分かること
自己分析で分かることとは、「自分はどうしたいのか?」ということ。それは、キャリア形成の原理原則となる部分だ。
自己は、目に見えるもの(第3者も判断・体感できること)と見えないもの(表出していない、表現できないこと)に分けられる。
代表的なものとして、能力や性質、適性、強みや弱み、興味関心、価値観、経験、意思決定の仕方、ありたい姿などがあげられる。これらの洗い出しをする中で「自分はどうしたいのか」が明確になっていく
わたしが考える自己分析は、具体的要素を知ることではなく、それらを通じて「自分はどうしたいのか」を明確に知ることだと考えている。選択&行動につながらないと自己分析の意味はない、そう思うからである。
自己分析によって何が得られるのか?
自己分析と聞くと、なんだか面倒くさそう・自分を知ってどうするの?そう思う人も多いかもしれない。
私はこの仕事をしているのでポジショントークとして「自己分析は重要だ」と言い張るつもりはない。ただ、わたしが思うのは、「無駄な努力」「時間の無駄な消費」「無駄な忍耐」をしたくなければ自己分析は有効的でかつ便利。
誰かに言われて嫌々やるものではない。少なくとも「自分を知れ!」と他人に言われて取り組むものでもない。自分を知ると便利そうだなと思えばトライしてみると良い、そんなものだと思う。
無料自己分析ツールを使って現状理解
たくさんの自己分析ツールが無料で配信されている。自己分析が気になった人はここから始めてみよう。自分はどれくらい 自分のことを理解しているかを計測。現状把握は自分でできる。
自己分析は、今後のキャリアに悩んでいるならやってみる価値あり
「やりたいことが見つからない」「転職しようか悩んでいる」「何となくこのままではダメな気がする」のような方向性に迷っている時や「自分の強みが分からない」のような分からないことを発見したいときには有効。自己分析は、新たな自分と出会えるチャンスである。分からなかったことが分かる、考えたこともなかったことに気づける、そこから新たな発見が産まれる。そんなアハ体験ができることが自己分析の醍醐味なのだ。
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キャリアコンサルタント@芦屋 幟建由佳/この記事がいいなと思ったらシェアしてもらえると嬉しいです。→こちら