リフレーミングの活用でピンチをチャンスに変える!

Blog Details

リフレーミングの活用でピンチをチャンスに変える!

blog

published : 2020/11/29

心理療法の用語である「リフレーミング」。視点を変えてみるだけで驚くほど可能性が広がります。メンタルだけではなくビジネスにも生かせる手法です。ビジネスシーンでのリフレーミング活用例をご紹介します。


リフレーミングの活用でピンチをチャンスに変える!

blog Detail

こんにちは、work and placeです。今日はビジネスにも活用できる心理学のお話です。

皆様は「リフレーミング」という言葉を聞いた事がありますか?元々は家族療法(=家族を対象とした心理療法)の用語なのですが、日常生活やビジネスシーンにおいても非常に汎用性が高い方法論です。

私達人間は、日々起きる事象を常にそれぞれの視点で見ています。同じ事象であっても見る人によって感じ方や捉え方は異なります。この視点の事を「フレーム」と言い、元々の視点を変えて物事や事象を見る事を「リフレーミング」と言います。視点を変えると見え方は当然変わります。

一見良くないと思えた出来事も、視点を変えるとチャンスに思えてきたり、欠点と思われた部分が寧ろ長所に思えてきたりします。起きる事象には予め良い・悪いの性質がある訳ではなく、人間がそれぞれ勝手に解釈しています。それならば、少し乱暴な言い方にはなりますが「自分や周りにとって都合よく解釈したもん勝ち!」とも言えます。

リフレーミングは心理学の用語という事もあり、物事を悲観的に捉えがちな人がメンタルトレーニングの為に行うイメージが強いかもしれません。実際、流行りの「自己肯定感」を高める為に取り入れるケースもあります。しかし、リフレーミングによって変わるのは心の動きだけではありません。解釈が変われば行動にも変化が現れます。リフレーミングは自分自身や周りの人間との向き合い方、日々の生活だけではなく、ビジネスシーンにも活用する事ができます。

1つの例として、全日本フェンシング選手権大会でのエピソードをご紹介します。フェンシングの大会は本来、体育館やスポーツ施設で開催されるのが通例でした。その大会観戦チケットを1000円で販売したところ、選手本人達による必死の手売りをもってしても、集客にかなり苦戦したそうです。そんな中、新たな試みとして劇場を借りて会場にし、照明などにもこだわり、スポーツの枠を超えたエンターテイメント要素を盛り込みました。そしていざ販売が始まると、何と5000円超えのチケットもあっという間に完売したんだそうです!

「フェンシングの大会は体育館やスポーツ施設で行うのが当たり前。」と言うそれまでの固定観念を捨て、視野を変え、演出や提案方法を工夫した事によって、1000円でも中々売れなかったチケットが5000円超えでも完売したのです。今までとは異なった新しい価値を生み出す事に成功したと言えます。この事例はマイナースポーツのビジネス化への挑戦としてニュースにも取り上げられました。私はこの成功もリフレーミングを活用した一つの例だと思います。

決めつけて固定された視点だと見えない「可能性」が、リフレーミングによって見えてきます。リフレーミングを行う事で心理面だけではなく、行動そのものを変える事もできます。角度を変えたり、俯瞰してみたり。視野が広がると、可能性も広がっていきます。ピンチをチャンスに変えるのは、自分の捉え方次第なのかもしれませんね。

まずは騙されたと思って、今目の前にある問題についてリフレーミングしてみてください。問題の内容にもよりますし、やり方に決まりはありません。自分以外の人の立場で考えてみたり、自分が今考える結論とは違うものを模索してみるのも一つです。最初は「悪い」と思うものの「良い所」を探してみるなど、簡単なものから始めると良いかもしれません。とにかく「視点を変えてみる事」「決めつけない事」が大切です。

リフレーミング、是非お試しくださいね。それでは、また!

work and place, online showroom