こんにちは、work and placeです。９月に入り、まだまだ日中は残暑が厳しいですが、朝晩は随分と涼しくなり、少しずつ季節は秋へと移行していますね。秋と言えば行楽シーズンですね。新型コロナウィルスの第7波の影響で一時停止となっていた大阪府の大阪いらっしゃいキャンペーンもいよいよ9月12日から再開となるそうです。

大阪いらっしゃいキャンペーンとは大阪府・滋賀県・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県在住の方を対象とした宿泊・旅行のキャンペーンです。（利用条件あり）感染防止対策を行いつつも、経済を回して行こうという試みですね。

それに伴い、同じく大阪にある人気のテーマパーク、ユニバーサルスタジオジャパンが集客の為の面白いイベントを開催しましたので、それをご紹介したいと思います。そのイベントは関西ではなく、東京・原宿にて開催されました。

９月１日～９月４日までの期間限定で既に終了していますが、非常に面白い試みでしたので紹介させてください。東京・原宿にあるキュープラザ原宿という場所で開催された、その名も「ストレス買取センター」です。

「ストレス買取」という言葉が既にパワーワードですね！具体的には顔の表情からストレスのレベルと計測できるという「ストレスチェックマシン」を使用したそうです。本来見えないものでも「数値化したい！可視化したい！」という人間の願望をかなえてくれる、遊び心のあるマシンですね。独自の算出方法があって、その人のストレス度合いを測定します。そしてその算出されたストレスレベルによって、お得なクーポン券に交換してもらえるというシステムです。

ストレスという一見ネガティブな要素すら、アトラクション化してしまう発想には脱帽ですね。更に、「買取」というスタイルでお得なクーポンを発行する事で、集客にも繋がっています。JTBやユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅で使用できるクーポンで、最大１万円分だったそうです！Wチャンスで豪華な賞品が当たったりと、ストレスを抱えている人にとっては嬉しいイベントだったようです。大盛況だったそうですが、「お得」に目がない人が多い関西でも開催したら更に人が殺到しそうですね。

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと言えば、2001年に開業するも2004年頃には事実上経営破綻となっています。経営危機となったものの、その後2010年以降V字回復を遂げた事で有名です。日本一のテーマパークと呼ばれるまでのサクセスストーリーには、色々な要素があったと思いますが、一番の要因にはマーケティングへの意識改革が挙げられていますね。

そしてV字回復後もアグレッシブに挑戦を続けています。映画専門のテーマパークの殻を破り、一見雑多とも思えるような多岐に渡る分野への挑戦が、消費者を飽きさせる事なく最先端であり続けている秘密なのかもしれませんね。

今回ご紹介した「ストレス買取センター」も実はものすごい試みだと思います。ネーミングもキャッチ―ですし、どんなものでもアトラクション化・エンターテイメント化する姿勢がすごいですね。本来であればストレスは少ないに越したことは無いわけですが、ストレスが多い程お得になるという逆転の発想です。そしてストレスが多い人程、発散する為にユニバーサル・スタジオ・ジャパンへという導線にもなっています。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで毎年大人気イベントとなっているハロウィン・ホラーナイトの季節も近づいてきました。行動制限もなくなり、今年のハロウィンは例年以上に盛り上がりそうな予感ですね。久しぶりに遊びに行ってみたくなりました。それでは、また！