自宅サウナで整えたい!狭い場所がもたらす安心感?!

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自宅サウナで整えたい!狭い場所がもたらす安心感?!

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published : 2022/9/15

現代人のストレス解消にサウナが一役買っています。家庭用のサウナ導入に踏み切る人も増えています。簡易な据え置き型からビルトインタイプまで。家庭用サウナの色々に迫ります。アメリカで話題のタイニーハウスについてもご紹介します。


自宅サウナで整えたい!狭い場所がもたらす安心感?!

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こんにちは、work and placeです。数年前から空前のサウナブームが続いていますね。現代人の仕事や家事、人間関係等のストレス解消の手段としてサウナ利用を挙げる人は多いのではないでしょうか?「整う」というフレーズも当たり前のように使われるようになっている印象です。サウナと水風呂を交互に利用する王道の利用法も最早「お作法」の様に取り扱われています。整う状態を宇宙に例える話も聞いた事があります。

いかにもサラリーマンが好みそうなサウナ施設やスポーツジム内のサウナ、女性や家族連れにも大人気のスーパー銭湯など色々な選択肢がありますが、最近は家庭用サウナも大人気だそうです。コロナ禍での外出自粛期間を経て、購入に至った人も多いんだとか。

家庭用サウナと一口に言っても、様々なタイプがあります。一戸建ての注文住宅で予めビルドインタイプの本格的なサウナを導入する超本格派から、賃貸住宅等でも気軽に利用できる設置型サウナユニットを導入するパターンもあります。北欧フィンランド発のアロマサウナを楽しむ「ロウリュウ」を自宅サウナに取り入れるのも大人気なんだそうです。

注:ロウリュウとは石積みストーブ等にアロマを含んだ水をかけ、マイナスイオンを含む蒸気を起こし、発汗効果を促すタイプのサウナで、北欧フィンランドでは、古くから愛されています。日本のスタンダードな100度の高温サウナではなく、80度以下が中心となっています。ドイツにも似たタイプのサウナがあり「アウフグース」と呼ばれています。フィンランドではゆっくりと静かにロウリュウサウナ浴を楽しみますが、ドイツではスタッフが大きなタオルで仰ぐことで熱風を起こし、その熱風で発汗を促すサウナ浴が愛されているそうです。日本のロウリュウはその両方を取り入れているケースも多いようです。


自宅用サウナは規模も価格帯も様々です。簡易な置き型であれば数万円程度からありますし、ビルトインタイプのサウナであればサイズにもよりますが200万円~が目安だそうです。ランニングコストはそれ程高額ではないそうですので、長い目で見れば導入も有りなのかもしれませんね!

家庭用サウナが人気なのは、発汗によるストレス解消や健康への期待だけではありません。日本では狭小住宅が多く、個室を持たない大人も多くいます。その中で、サウナに個室感を求める人が少なくないんだそうです。

最近報道でも話題となっていましたが、アメリカにおいて「タイニーハウス」と呼ばれる超小型の住宅が人気なんだそうです。アメリカと言えば、日本とは異なり大きな住宅が当たり前のイメージでしたが、2008年に起きたリーマン・ショック以降、かなり傾向が変わってきたそうです。所謂ミニマリスト志向の考え方が広まり、物を沢山持たないようになりました。その影響で、住宅そのものも小さいものを選ぶ人が増えてきたといいます。

更に新型コロナウィルスによるパンデミックの影響も重なりました。単にミニマリスト志向なだけではなく、感染拡大防止の観点から家族間での隔離を可能とする為に、タイニーハウスを購入するケースも増えました。そもそもタイニーハウスのみを持つ場合と、大型住宅は保持したまま別途タイニーハウスを用意する場合に分かれますが、それでもタイニーハウスでの生活が落ち着くと人気なんだそうです。アメリカと日本ではそもそも住宅事情が異なりますが、そう考えると適度に狭い場所は人間にとって安心する場所なのかもしれませんね。


ある程度の狭い場所は集中力が増すとも言われています。家庭用サウナにしてもタイニーハウスにしてもリラクゼーション効果だったり、逆に集中力を高める効果であったりとメンタルヘルスに関わる存在なのかもしれませんね。どちらにしても、自宅にそういった存在があれば心強いことは間違いなさそうです。

決してお安い買い物ではありませんが、自分のご機嫌を自分で取る為の方法論の一つとして、候補にしておいてもいいかもしれませんね。今後もストレス解消に役立ちそうなものがあればご紹介したいと思います。それでは、また。

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