疲労回復に選ぶならどっち?エナジードリンクと栄養ドリンク

Blog Details

疲労回復に選ぶならどっち?エナジードリンクと栄養ドリンク

blog

published : 2020/11/1

コンビニでいつでも手軽に買えるエナジードリンク&栄養ドリンク。どちらもここぞ!という時に頼れる働く人の強い味方です。この二つのドリンクの違いやオススメの飲み方。注意することについて考えてみましょう。


疲労回復に選ぶならどっち?エナジードリンクと栄養ドリンク

blog Detail

今日は働く人につきものの「疲れ」とその「回復」についてのお話です。

疲れたと感じた時、皆さんはどうされますか?ゆっくり休息を取るのが理想ではありますが、忙しい生活の中では中々難しいところです。本来はバランスの良い食事や良質な睡眠、リラックスタイムを取るなどして、その日の疲れをその日の内にリセットしたいところです。仕事の忙しさに加えて不規則な食事、少ない睡眠時間、更にスマホなどの影響で睡眠の質も下がると、疲れは蓄積します。いつしか慢性的な疲労を抱えて負のスパイラルに陥ります。

text

RPGゲームであれば回復系呪文を唱えるなり、宿屋に泊まれば一発で回復可能です。しかし、現実はそう簡単ではありません。「疲れているけど休めない。」「何とか今日一日もたせたい!」そんな時に手を伸ばしがちなのがエナジードリンクや栄養ドリンクですよね。どちらも沢山の製品が出回っていますが、皆様はどうやって選んでいますか?意外と明確な基準は無く、イメージで選ぶ方も多い様ですので、ここで簡単に分類しておきます。

(1) エナジードリンク

レッドブルやモンスターなどが有名。カテゴリとしては「清涼飲料水」ですので食品の一種です。カフェインやビタミン・ローヤルゼリー・アルギニンなどは配合できますが、ドリンク剤に多いタウリンなどは配合できません。リフレッシュ要素が強く、炭酸入りのものが多い印象です。あくまで食品の一種ですので、成分配合量表示の義務はなく、効果効能を謳う事はできません。

(2) 栄養ドリンク

1本100円台~数千円のものまで多岐に渡ります。カテゴリは「医薬品・医薬部外品」です。栄養補給や滋養強壮を基本としていますが、中には美容目的のものなどもあります。最近は夜に飲む事を前提としていて、睡眠を阻害しないノンカフェインのタイプも増えていますね。メーカーには成分配合量表示義務があります。有効成分や謳われている効果効能を確認して目的別に選びたいですね。

エナジードリンクと栄養ドリンクは似て非なるものです。どちらかと言うとエナジードリンクはカフェインの刺激や炭酸でシャキッとする、リフレッシュメントとしての要素が強いと思います。対して栄養ドリンクはその名の通り栄養補給が一番の目的となります。ですから「ガツンと一日頑張るぞ!」の景気づけにはエナジードリンクを、そしてとことん溜まった疲れには栄養ドリンクを選ぶのがおススメです。


さて、エナジードリンク・栄養ドリンクのどちらにも配合されているケースが多いカフェインですが、過剰摂取によるトラブルも報告されています。極端な例だと死亡例まであります。勿論カフェイン自体は安全な成分ですし、私自身も日々のコーヒー等を含め頼りにしている存在ですが、過剰摂取は禁物です。適正量を守る事が一番効果的とお考え下さいね。エナジードリンクや栄養ドリンクを一日何本も飲むなんて事は避けましょう。

また、体調不良の時に薬との同時服用を考える方も多いですが、特にエナジードリンクと薬の併用は危険な場合もありますのでご注意ください。栄養ドリンクの中には風邪薬などと一緒に服用可能なものもありますが、必ず禁忌事項など注意書きを確認する様にしてください。薬剤師さんに確認するのも一つですね。

結局のところ疲労を溜めないのが一番です。いくら優秀なエナジードリンクや栄養ドリンクであっても、ずっと飲み続ける訳にはいきませんし、根本的な疲労回復に繫がるものではありません。ここぞの時に一時的に飲むのは良いとして、本当に疲れている時はむしろカフェインなどの刺激物はなるべく避け、しっかり栄養を摂り、とにかく休む!これに尽きます。

良質な睡眠とバランスの良い食事が最強なのは言うまでもありませんが、現代のライフスタイルにおいてはその実行が難しいのもまた事実。その中で必要に応じてエナジードリンクや栄養ドリンク、更にサプリメントを使い分けるなどして乗り越えていきましょう。それでは、また!

work and place, online showroom