こんにちは、work and placeです。まだ5月だというのに近畿、九州北部・四国・中国地方・東海地方での梅雨入りが発表されましたね。近畿・東海地方で5月中に梅雨入りするのは10年振りなんだそうです。しばらくはジメジメと戦う日々になりますね！

さて、クロネコヤマトの宅急便でお馴染みのヤマト運輸などを傘下に持つヤマトホールディングス株式会社が始めたサービスが人気だそうですので、そのご紹介です。高齢者の見守りやコミュニティ・遊びと健康・家事代行・電気の見直しなどの幅広いサービス内容です。その名も「ネコサポステーション」です。国土交通省が推進している「地域を支える持続可能な物流ネットワークの構築に関するモデル事業」の一環なんだとか。「暮らしのために、できること、いろいろ。」をモットーに安心・快適な生活をサポートするサービスと情報提供の場を目指しています。ヤマトホールディングスと言えば、物流のプロです。宅配便のシェアナンバーワンだからこそのノウハウを生かし、多様な世帯のの暮らしのサポートを担っています。買い物弱者への対策の側面も大きく、買い物代行も人気だそうです。

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サービスそのものは2016年から始まっていて、現在は東京町田市や千葉市ベイエリアや多摩地区等、関東地方を中心としていますが、他にも宮城県仙台市、そして2023年1月には西日本初となる広島県福山市にもオープンしました。

各地域によってサービス内容は異なりますが、物流関連のみならず、ヨガや英会話などのレッスン系や、みんなで集まって調理や食事が楽しめるスペースの提供など幅広いサービス展開が予定されているとの事です。講師の募集も行っているそうですから、働く場所の提供もできるということですね！

そしてフリマアプリの代表格であるメルカリ講座もあるんだそうです。メルカリと言えば、匿名配送が可能である事が人気の理由の1つですが、そのらくらくメルカリ便を担っているのがヤマト運輸です。つまり配送事業とのリンクもできている事になりますね。

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ヤマトホールディングスは言わずと知れた全国展開している企業ですから、当然全国一律のサービス提供が可能です。ですがネコサポステーションでは敢えてそうせず、地域毎のニーズに合わせたサービス展開をしています。

例えばヤマト運輸は神奈川県藤沢市とパートナー企業による官民一体の街づくりプロジェクトの「FujisawaSST（サスティナブル・スマートタウン）」に参画していますし、ヤマトグループ２社は松戸市、千葉県松戸警察署、千葉県松戸東警察署と地域共創社会の実現に向けた連携に関する協定を締結しています。

地域密着型のサービス展開を積極的に行う事で、企業が街づくりそのものに参画しているのは素晴らしいですね。物産展や子供達の職業体験、各種コラボイベント等、地域の人々の交流の場の提供も積極的に行っています。地域社会での人間関係が希薄になっている現代社会において、企業のサービスを通じて人々の交流や地域の活性化が実現する良いモデルになりそうですね！

今後全国に広がっていく事は間違いなさそうです。ネコサポステーションの可能性に大いに期待したいです。関西での展開も待ち遠しいですね！これからの事業展開にも注目しておきたいと思います。それでは、また。