今、高雄がアツい!古くて新しい台湾の魅力 後編

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今、高雄がアツい!古くて新しい台湾の魅力 後編

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published : 2023/6/25

台湾の中でも人気急上昇中の高雄。ブログの後編では、高雄の最先端エリアをご紹介します。高雄に溢れている最先端アートに触れてみませんか?


今、高雄がアツい!古くて新しい台湾の魅力 後編

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こんにちは、work and placeです。前回のブログでは、人気の旅行地の1つである台湾の中で、今こそ注目すべき高雄の魅力についてご紹介しました。前編ではこれぞ台湾!とも言える観光地や夜市について書きましたが、今回の後編では最新の魅力について書いて行きたいと思います。

高雄には台北と同様MRT(地下鉄)が走っていて、主要な交通手段の1つになっています。そのMRTの駅の中でも、駅そのものが人気の観光スポットになっている場所があります。MRTの美麗島駅(Formosa Boulevard)です。

六合観光夜市の最寄り駅でもあり、紅線と橘線の乗り継ぎとしても便利な為、利用客数の多い駅でもあります。イタリアの高名な芸術家Narcissus Quagliata氏による「祈り」をテーマにした「光之穹頂(The Dome of Light)」というステンドグラスがパブリックアートになっています。

2012年にアメリカの旅行雑誌において「世界で最も美しい地下鉄の駅」第2位に選ばれた事もあるんだとか。直径30メートル、面積660平方メートルという世界最大級のステンドグラスアートを、地下鉄の駅で無料で鑑賞できるのはすごいですね!高雄を訪れる観光客が必ず訪れる場所と言われています。

また、ここでは一日3回程「光のショー」が開催されています。(11時、15時、20時となっていますが金曜日は19時にも開催されています。変更もありえるので現地にて時間はご確認ください。)ステンドグラスの光が変わったり、床面を利用して壮大なプロジェクションマッピングが投影されたりしています。圧巻の光のショーは一見の価値ありです。

美麗島駅 高雄市新興区中山一路115号


次にご紹介したいのは、高雄で最も熱い人気を誇る文化スポットです。高雄港の第三ドック内に位置している「駁二芸術特区」です。古い倉庫群をリノベーションした芸術開放空間です。3つの倉庫群からなる広大な敷地で、芸術家や学生にとっての創作発表の場となっています。古びた倉庫にあらゆるタイプの現代アートが展示されていて独特の雰囲気が魅力となっています。 色鮮やかで斬新なアート作品 が展示されていたり、ショップやギャラリー、カフェもあり、長時間楽しめるスポットです。

フォトジェニックなオブジェも多く、来場者は鑑賞だけではなく写真撮影を目的にしている人がほとんどです。

どこを撮っても映えますね!

こちらはコンテナをアレンジした巨大なアート作品です。この様に広い空間を生かしたスケールの大きなアートが沢山あります。散策するだけでも楽しめますが、ミニチュア鉄道があったり大きなブランコがあったりと体験型のアートもありますし、有料のギャラリーやミニシアターもあります。複合的な芸術空間となっていますので色々な楽しみ方ができそうです。

高雄に行くなら必ず行っておきたいスポットですね!

駁二芸術特区 高雄市塩埕区大勇路1号


いかがでしたか?台湾は日本からの旅行先として非常に人気ですが、ほとんどの人が台北に滞在し、遠出と言っても日帰りで九份 (きゅうふん)に行く程度だと聞きます。ですが、台北以外にも多くの魅力があります。台中・台南などそれぞれ特徴がありますし、今回ご紹介した高雄はまだまだ海外からの観光客がそれ程多くはないそうですので、穴場とも言えるエリアかもしれません。古き良き台湾の伝統文化と、最先端の遊び心溢れる新しい文化が混在した魅力溢れる場所です。特に今回ご紹介した再開発地区は現在アートや、素晴らしい建築物が沢山存在しています。

台北から高雄までは日本で言うと東京~名古屋間程度の距離ですので、日帰りでも十分観光できますが、見るべきところが多くありますので、是非高雄に1泊だけでも滞在する事をお勧めします。

海外旅行に行きたいけれど、円安や欧米の情勢も気になる方も多いと思います。関西から飛行機で3時間程度で行けますし、物価もそれほど高くはありません。夏休みの旅行の候補地として検討してはいかがでしょうか?それでは、また。

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