2023年夏はスーパーエルニーニョ現象?!熱中症対策待ったなし!

Blog Details

2023年夏はスーパーエルニーニョ現象?!熱中症対策待ったなし!

blog

published : 2023/7/28

スーパーエルニーニョ現象発生?!かつてないほどの猛暑が到来します。今年も必須の熱中症対策についてご紹介します。忘れちゃいけないアレとは?!


2023年夏はスーパーエルニーニョ現象?!熱中症対策待ったなし!

blog Detail

こんにちは、work and placeです。7月25日に九州北部地方の梅雨明けが発表されました。元々梅雨が無いとされる北海道を除いて、日本全国が梅雨明けした事になります。いよいよ夏到来ですね。今年の夏は10年に1度レベルの暑さだと言われています。これは日本に限った事ではなく、アジア圏と欧米にも熱波が訪れていて、市街地でも40度を超える地域も多発しています。

従来のエルニーニョ現象を超えるスーパーエルニーニョ現象の発生も予測されていますし、地球規模での気候変動が起きています。環境問題として温室効果ガスへの対策が急がれますが、まずは目の前の暑さ対策も重要です。多くの専門家が「経験したこともない危険な暑さ」に警鐘を鳴らしています。人間の体温を超える外気温に加え、日本は湿度の高さもあり、過酷な環境である事は間違いありません。そこで今日は今年の猛暑を乗り切る為の熱中症対策をご紹介したいと思います。

そもそも熱中症とは、気温や湿度の高さ・体調不良や栄養不足・水分不足や激しい運動などの原因によって引き起こされるものです。人間の身体が本来持つ調整機能と体温の上昇のバランスが崩れてしまうと、身体に熱を溜め込んでしまい、熱中症になってしまいます。

厚生労働省のホームページでも熱中症予防情報専門のページが立ち上がっています。そこでは気温や湿度の高さからくる「環境」、高齢者や乳幼児であったり、低栄養状態、体調不良からくる「からだ」、激しい筋肉運動や長時間の屋外作業、水分補給できない状況等の「行動」の3つの条件を熱中症を引き起こす可能性がある要因として挙げています。

熱中症はとにかく予防が大切です。いくつか予防対策を挙げます。

  • 屋内では適度にエアコンを利用する
  • 長時間の直射日光を避け日陰を利用する
  • 日傘や帽子を利用する
  • 水分や塩分をこまめに補給する
  • 高温時の激しい運動は避ける
  • 栄養や睡眠をしっかり摂る

上記はよく知られている事ではありますが、それでも熱中症は場合によっては死に至るケースもあります。報道によると、昨年の6月~9月の間に1387人もの方が熱中症が原因で死亡しています。これは例外的な数字ではなく、ほぼ例年並みだと言う事です。また、一命をとりとめた場合でも約20%程度の人には脳に損傷が残ったり運動障害や人格変化が起きる事もあるんだそうです。特に今年の夏は危険なレベルの猛暑との事ですから、できる限りの対策は取っておきたいですね!


誰もが既に気を付けているかとは思いますが、水分補給にも落とし穴があります。喉が渇いたから飲むのでは、一足遅い場合があります。喉が渇いていなくても、こまめに水分補給をする事が大切です。それも一度に大量の水分摂取をすると、却って体内の電解質バランスが崩れてしまいます。一度の水分補給にコップ一杯程度(200ml)が適正と言われています。更に、水分はカフェインレスのものを選ぶ必要があります。緑茶やコーヒー、紅茶などにはカフェインが入っていて利尿作用があります。この暑い時期に美味しいビールも同様で、アルコールにも利尿作用があります。ビアガーデンなどで冷たいビールを飲むのは最高かもしれませんが、それとは別に正しく水分補給をしたいものです。

もう一つ大切なのが塩分です。ナトリウム不足も熱中症の要因の1つです。ナトリウムが入ったスポーツ飲料を利用するのも1つですが、梅干しや塩昆布などで塩分補給するのもおススメです。最近は塩飴も人気なんだそうです。個包装された塩飴を外出時に持ち歩くのも良いかもしれません。


ここ数年、暑さ対策として人気のモバイルファン(手持ちの扇風機)ですが、これも要注意です。屋内での利用であれば問題ないと思いますが、極度に気温が高い屋外で使用すると逆効果の場合があります。気温が高い中でモバイルファンを首元に長時間当てると、結果として体温より高い温風によって血流が温められ、熱中症を促進してしまう事があるんだそうです。実際に、今年救急車で運ばれた熱中症患者の中には直前までモバイルファンを使用していた方が多くいたそうです!炎天下でのモバイルファンの使用には気を付けたいですね!保冷剤や濡れた布等を併用するのがおススメです。

また今年になって良くみかけるようになったトレンド商品の1つがネッククーラーです。電動タイプの本格的なものもありますが、キンキンに冷えすぎない27~28℃程度になるアイスリング等が人気です。PCM(潜熱蓄熱材)という素材を用いた冷却グッズで、熱を繰り返し放出・吸収できる優れものです。電力要らずで、冷蔵庫で冷やせば繰り返し使用でき、冷えすぎる事が無いので安心です。結露しないものが多く、使い勝手が良いと人気です。電動タイプに比べると価格帯もお手頃です。夏のレジャーだけではなく、通勤や家事など日々の活動にも便利でいいかもしれません。

いかがでしたか?今年は危険なレベルの猛暑が見込まれています。単なる体調管理を越えた、命を守る行動の1つとして熱中症対策を心がけたいですね。夏は楽しいイベントも多いと思います。万全な熱中症対策を講じる事で、今年の夏も大いに楽しみたいですね!それでは、また。

work and place, online showroom