コロナ禍の冠婚葬祭。披露宴に今こそ必要なアレとは?

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コロナ禍の冠婚葬祭。披露宴に今こそ必要なアレとは?

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published : 2020/11/16

コロナ禍で冠婚葬祭のスタイルも大きく変わりました。リモート婚式が増えた反面、少しずつリアルでの結婚式や披露宴も増えてきています。実際に参列した例をもとに、必要アイテムをご紹介します。


コロナ禍の冠婚葬祭。披露宴に今こそ必要なアレとは?

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こんにちは、work and placeです。今日はコロナ禍における冠婚葬祭についてのお話です。2020年、新型コロナウィルス感染症の感染拡大によって「人が集まる場面」には何がしかの制限がかけられるようになりました。結果としてライブハウス、飲食店、映画館、商業施設、そして確実に人が集まる冠婚葬祭に関わる事業は大打撃を受けました。

その冠婚葬祭の中でも「婚」は延期や中止になる事も多く、「密を避ける」スタイルとして、リモートで結婚式を行う「リモ婚」や「WEB婚」なるものも登場しました。

反面、少しずつではありますがリアルでの挙式・披露宴なども増えてきているようです。そこで今回は、緊急事態宣言直前に挙式・披露宴を予定していたものの、会場と相談の上で延期を決定し、この度改めて開催となった実際のケースをご紹介します。

結婚式場・ホテル・レストラン・神社仏閣など、開催される会場毎にそれぞれルールが定められているかと思います。今回ご紹介するのは人前挙式と披露宴を受け入れているレストランでの例です。参列者には事前にガイドラインが届き、当日も感染予防対策を意識した会場運営でした。

-参列者・会場スタッフはマスク着用

(全体での集合写真撮影時と、食事中はマスクを外してOKでした。中には写真撮影時もマスク着用指定の会場もあるそうです。)

-受付前に検温・手指消毒(会場スタッフは常に手袋着用)

-2週間以内の陽性反応もしくは濃厚接触者の来場禁止

-発熱等の体調不良者の来場禁止

-人前挙式はレストラン庭園にて開催(これは元々の企画ですが、これ以上ない換気対策ともいえます)

-披露宴の座席は比較的距離を保ったレイアウト

-気温は低かったですが、換気の為常に窓は開放(その代わりブランケット貸与有)

-スピーチは1人終わる毎にマイク消毒

ここまでは割と想定内でしたが、それ以外に成程!となった項目が2つありました。まず1つ目は飲み物に関するものでした。ドリンクはグラス提供のみで、ビールを注ぎ合う等は禁止と言うものです。確かに披露宴にありがちな光景ですよね。しかも注ぎ合う事で結果的に飲み過ぎる傾向もあるでしょうし、感染予防対策として納得です。お付き合いで必要以上に飲まされてしまうなんて事も減りますから、ホッとする方も多いかもしれませんね。

2つ目はお写真撮影に関するものでした。参列者のスマホを預かっての撮影は禁止というものです。勿論カメラマンによる公式な撮影はあるのですが、個別にスマホで撮影するのはもはや当たり前の光景ですよね。しかし、仲間内で一緒に撮りたい時に近くにいるスタッフにお願いする事はできません。これもお互いの感染予防として当然と言えるのかもしれません。とは言え、せっかくの華やかな場です。公式なお写真だけではなく、臨場感溢れる気軽なスマホ画像も欲しいですよね。公式写真は後日のデータ渡しになりますし、当日中に(下手するとその場で)SNSに画像や動画をアップしたい場合もあると思います。

そこで!ここでご提案です。それは最近あまり見かけない気がするセルカ棒(自撮り棒)持参です。普段のセルフィ―ならスマホ手持ちでも充分可能ですが、挙式や披露宴となると話は別です。グループ写真、会場の装花と共に撮影したい場合やフォトブロップスを手持ちしての撮影など。勿論、華やかな装いも記録に残しておきたいですよね。そうなると接写では難しく、ある程度の距離が必要となります。仲間同士で交互に撮り合う事もできますが、心置きなく全員で撮るならセルカ棒に限ります。セルカ棒の登場で場が沸き立つこと間違いありません!ソーシャルディスタンス・セルフィ―を可能にする為にも是非ご持参くださいね。

ちなみに今時ですとドローン撮影を試みたい方もいらっしゃるかと思います。ただしこれは必ず事前に会場や新郎新婦に許可を取るべきです。他の参列者との兼ね合いもありますので、基本的に個人での持込は避けた方が良いと思います。(会場主催の企画として集合写真をドローンで空撮するプランなどはあるようです。)

ソーシャルディスタンス撮影なんてものもあって、人が点在している感じが逆に面白いとウケているケースもあるようです。何と言ってもおめでたいお席ですから、制限がある事を残念がるだけではなく、その制限の中でも楽しめると良いですね。

新型コロナウィルスの新規感染者数がまた増加していますので、冠婚葬祭に限らずリアルで人が集まる場面では会場側も参加者も今まで以上に注意が必要なのは間違いありません。「新しい生活様式」の意識は大前提として、色々と工夫をして安全に乗り切りたいものですね。それでは、また!

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