マスク選びの新基準!スパコン富岳おススメのマスクとは?

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マスク選びの新基準!スパコン富岳おススメのマスクとは?

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published : 2020/12/10

2020年、コロナ禍において必需品となったマスク。サージカルマスク・布マスク・ウレタンマスクと種類豊富ですが、どうやって選んでいますか?理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションデータに基づいてマスク選びについて語ってみました。海外発の高機能な変わり種のご紹介もしています。


マスク選びの新基準!スパコン富岳おススメのマスクとは?

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こんにちは、work and placeです。

今回は私達にとって、すっかり身近な存在になったマスクについてのお話です。マスクとは花粉症やアレルギー対策だったり、風邪の時などに使うのが主でした。しかし2020年のコロナ禍によって、日常に無くてはならない必需品となりましたね。感染防止対策として政府からも推奨されていますし、少なくとも日本においてはマスクをする事がエチケットの一つになっています。「マスク警察」なんて言葉もある位で、もはやマスク無しの外出が難しい世の中ですね。

少し前の事ですが、国土交通省は東京都内のタクシー事業者が申請していた「新型コロナウイルスの感染防止対策」を認可しました。これはタクシー利用者にマスクの着用を求めた際、理由なく拒否された場合は運転手が乗車を断る事を可能にしたものです。(持病など理由がある場合は着用を強制される事はありません。)今後こういった傾向はタクシー業界に限らず、多方面に広がる可能性があります。

コロナ第一波の頃にはマスクが入手困難となりました。中にはフリマサイト等で高額転売するような動きが出たり、それを禁止する法案が成立したりと騒ぎになりましたが、今はむしろ飽和状態といった感じですね。あれほど不足していた不織布タイプのサージカルマスクも比較的安価でドラッグストアに山積みされています。

マスクと一口に言っても色々で、医療用のN95マスクはあまり一般的ではありませんが、良くある不織布のサージカルマスクや昔ながらのガーゼマスク、手作りも流行した布マスク、若い人に人気のウレタンマスク等があります。最近はファッション性の高いマスクを打ち出すアパレルブランドも増えてきました。皆さまは普段どんなマスクを選ばれていますか?それぞれの特徴を比較して選び方をご紹介したいと思います。

マスクの種類別の効果に対するエビデンスについては、それこそ海外の論文でも諸説ありますが、今回は理化学研究所のスーパーコンピューター富岳によるシミュレーション結果を参考にしたいと思います。

上記イラストは富岳でのシミュレーションを基にした豊橋技術科学大学のプレスリリースの一部です。医療用のN95マスクは別格として、一般的に使用されているマスクの効果を飛沫の吐き出しと吸い込みにわけて表示しています。吐き出した飛沫飛散を防ぐ効果については布マスクとサージカルマスクに極端な差はありませんが、ウレタンマスクはやや劣り、フェイスシールドやマウスシールドについてはかなり効果が低い事がわかります。そして吸い込む飛沫の防止効果についてはサージカルマスクに軍配が上がります。次いで布・ウレタンと続き、フェイスシールドやマウスシールドは、小さな飛沫に関しては効果無しという結果でした。

この結果から吐き出し・吸い込み共に防止効果が高いのはサージカルマスクとなります。日常的にサージカルマスクをしていると、息苦しさや圧迫感を訴える人もいますが、それはサージカルマスクのフィルター性能が高いからです。息がしやすいと人気のウレタンマスクが飛沫飛散防止効果では劣ってしまうのはある意味当然と言えます。

結局、着けていて息苦しくなく話がしやすいマスクは、通気性が良い=フィルター性能は落ちると言う事になります。だからといって通気性が良いものが必ずしもNGという訳ではなく、状況に応じた使い分けをすれば良いのではないでしょうか。例えば、人との距離を保てる環境で且つ、会話をしない事が前提なのであればウレタンマスクや布マスクでも充分です。ですが、ある程度人との距離が近かったり、人混みであればサージカルマスクを選ぶ方が安心だと言えますね。

エチケットとしての要素と感染・飛散防止、そして快適性を兼ね備えていれば勿論それがベストですが、それぞれ一長一短で難しいところかもしれません。それでも環境に応じてマスクを選ぶ事で、ある程度マスク着用におけるストレス回避に繫がるかもしれません。

  • ソーシャルディスタンスをキープできるのであれば、快適性やファッション性を優先させる事も可能。
  • 人混みであったり会話する機会が多い場合はサージカルマスクが最適。(正しく着用する事が前提)
  • サージカルマスクにカバーをしてファッション性を高める事も可能。

  • 複数のタイプを持ち歩き、状況に応じてマスクを着け替えるのも一つ。

これしかない!と決めつけるのではなく、状況に応じたマスク選びをしたいものですね。

さて、世の中には通気性も良く、話もしやすく、それでいてフィルターも高性能というタイプも多少高額にはなりますが確かに存在します。変わり種をご紹介しておきますね。

まず1つ目はマスクというより防護服です。上半身をすっぽり覆うシールドで空気清浄機付き。ビジュアルのインパクトがすごいです!実際着用している人を見たら少し驚いてしまうかもしれません。SF感がすごいですし、まるで宇宙服のようです。

カナダのトロントを拠点とするVyzrテクノロジーズの「BioVYZR」と言う電動ファン付き呼吸用保護具です。クラウドファンディングで30万ドルを調達し、現在は一般ユーザー向けに予約販売を行っています。

機種にもよるようですが、3万円前後の価格帯だそうです。意外とお安いような気もしますが、流石にあまり現実的ではなさそうですね。これを着用しないと外出できないような未来ではない事を祈るばかりです。

さて、こちらも2万円弱と決してお安くはありませんが、まだ現実的かもしれません。

スウェーデンのマスクブランド「Airinum(エリナム) 」のアーバンエアーマスクです。5層の高性能フィルターを備えており、2個の呼気バルブによって息苦しさもなく快適に呼吸できるんだそうです。PM2.5や黄砂、花粉、細菌など大気汚染やウィルスに対応。高性能フィルターと呼吸の快適さを兼ね備えた商品です。

細菌研究や宇宙開発向けではなく、一般市民向けのマスクがここまで進化するなんて誰が予想したでしょう?他にもシルク製マスクやビジューの付いたドレスマスク等、機能性だけではなくファッション性の高いものも増えてきています。マスクの可能性はどんどん広がっていますね。人間は環境に適応していく生き物で、実際人々が皆マスクをしていても、全く違和感を覚えない世の中になってきています。とは言え、マスクが必須である事に疲弊している人が少なからずいらっしゃるのも事実ですし、持病などでマスクができない人にも寛容な世の中であって欲しいと思います。

今後もしばらくはマスク生活は続きそうですし、どうせ着けるなら目的に応じたベストのものを選びたいものです。安全が最優先ではありますが、快適性やファッション性など楽しめるところは楽しんでみて下さいね。それでは、また!

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