春の風物詩・ストロベリービュッフェの新しいスタイルとは

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春の風物詩・ストロベリービュッフェの新しいスタイルとは

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published : 2021/2/25

毎年大人気の苺ビュッフェ。ホテルニューオータニ大阪 SATSUKIラウンジの「スーパーいちごビュッフェ」体験レポです。コロナ禍でビュッフェスタイルの継続が難しくなるケースもある中、独自の工夫で感染対策を実践している成功例をご紹介します。


春の風物詩・ストロベリービュッフェの新しいスタイルとは

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こんにちは、work and placeです。コロナ禍の影響はありとあらゆる業界に波及していますが、飲食業界は時短営業要請や自粛のあおりを受け、かなり苦戦を強いられていると思います。中でもビュッフェスタイルは、感染防止の観点からも存続が難しくなったものの一つです。例えばホテルの朝食は、ビュッフェスタイル自体を休止にしたり、テーブルオーダー式に統一したお店もあります。ビュッフェ形式を続けている場合も、取りに行く度に使い捨ての手袋の着用を必須にしたり、トングを都度交換する等、色々な工夫を凝らしているようです。以前の様なスタイルに戻すのは、まだしばらくは難しいかもしれません。

さて、今回は毎年大人気の苺ビュッフェでの事例をご紹介します。色々なホテルやカフェ等で開催される苺のビュッフェは、他のテーマに比べても一番の大人気だそうです。予約が取りにくい会場も多々あります。しかし、昨年はちょうどコロナ第一波のあおりを受け、大打撃を受けたそうです。本来であれば常に満席だった人気ビュッフェが、開催すら難しい状況でした。今年も正直厳しい状況だったと思います。


そんな中、ホテルニューオータニ大阪で例年大人気の「ホテルでいちご狩り」シリーズが「スーパーいちごビュッフェ2021」として今年も万全の体制で開催されました。筆者が実際に行ってきましたので、そのレポです。

とにかく3密を作らない事を意識した会場でした。まずは1つ目の密「密閉空間」についてですが、こちらの会場は所謂ロビーラウンジの様な感じで、広いフロアに低めの仕切りはあるものの壁で囲われていませんし、吹き抜けになっているので換気面も安心です。

次に2つ目の密「密集場所」についてです。元々満席になったとしても、ゆったり目のレイアウトですのでソーシャルディスタンスは守りやすい環境ですが、それでも満席にはせず敢えて空席を作っていました。スイーツやお料理を取りに行くタイミングが重なると、結局「密」を作ってしまうのでそれを避けたと考えられます。

例年は2部制(夜の部がある場合でも3部制)だったのが、今年は何と6部制になっていました。しかも各回15名までの人数制限がありました。(完全入れ替え制ではなく、時間差入場のスタイルです。)とにかく密集を作らないような設定になっていました。

そして3つ目の密「密接場面」については、食事中以外のマスク着用依頼を各テーブルに丁寧にアナウンスし、紙製のマスクケースが渡されました。これは正直、参加者側の意識も大切な部分ですね。

そして飛沫防止対策としては、スイーツやお料理を取りに行く際は勿論マスク着用です。更に、ほとんどのスイーツやお料理がアクリルケースでカバーされていました。それもまるでショーケースの向こうの宝飾品の様に美しく並べられているので、見た目の華やかさは一切損なわれていませんでした。寧ろ、より豪華に見えました!しかも、取り分けをするのはアクリルケースの向こう側にいるホテルスタッフです。

以前も補助的に一部取り分けをするスタッフはいましたが、基本はセルフでした。ほぼ全ての取り分けをスタッフの方がして下さるので、利用者としてはとても安心度が高かったのですが、主催者サイドからすると苦肉の策だったと思います。本来であれば常に満席の人気イベントであり、目玉とも言えるコンテンツの一つです。そしてビュッフェスタイルは何よりも人件費を削減できる手法ですが、取り分けの全てをスタッフがするという事でそれもかないません。なるべく最低限の人数で無駄なく、お客様をお待たせしないようにと、オペレーションにかなりの工夫が見られました。

イベントとしての非日常感や楽しさをキープしたまま、安全性を確保するのは決して簡単な事ではないはずです。厳戒態勢と言う程の物々しさを感じさせない点も素晴らしいです。例年と比較すると採算面はかなり厳しいのではないかと想像します。それでも出来る範囲の感染防止対策を施した上で、ホテルのおもてなしの質は決して落とさない。大量のフレッシュ苺や苺スイーツを堪能しつつ、何というか大袈裟ではなくホテルの矜持のようなものを感じました。


今回は私が実際に行ったホテルニューオータニ大阪での一例をご紹介しましたが、他のホテルやレストラン等でもそれぞれの工夫や対策が見られると思います。参加する側もその真摯な姿勢に応えるべく、適切な行動様式を実践する事を心がけたいですね。私は2人で参加しましたが、密にもならず安心して苺を堪能しました。食べる時は黙々と、会話をする時はお互いマスク着用でしたが、充分過ぎる程に楽しめましたし、幸せな時間を過ごす事が出来ました。苺がお好きな方には是非お勧めしたい素晴らしいイベントでした。

いかがでしたか?今後も引き続き色々なテーマでお送りしていきますね!それでは、また。

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