テレワーク中のデスクに最適な加湿器とは?

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テレワーク中のデスクに最適な加湿器とは?

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published : 2021/3/13

売れ行き好調の白物家電の中で、増加率第3位の加湿器。冬のイメージが強いですが、春夏も大いに活用したいアイテムの一つです。テレワーク中のデスク周りに置きたいおススメ加湿器をご紹介します。


テレワーク中のデスクに最適な加湿器とは?

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こんにちは、work and placeです。

さて、昨年はコロナ禍の巣ごもり特需によって家電業界が活況でした。外出自粛の影響でテレビは元より映像配信の視聴やゲーム利用の機会が増えた事で、薄型テレビの国内出荷額は9%増だったそうです。

そして同じく好調だったのが白物家電です。国内出荷額は前年比1%増の2兆5362億円でした。これは何と24年ぶりの高水準!白物家電が好調なのは実はコロナ禍以前からで、日々のQOLを上げて行こうという傾向があった上に、巣ごもり需要が拍車をかけた形です。

全体的に高機能で高価格のものが人気だそうで、洗剤投入機能付きの洗濯機等も売れ行き好調だそうです。白物家電の中で増加率が最も高かったのが空気清浄機で前年比56.8%増でした。次いでホットプレート、加湿器という順です。おうち時間を充実させるための家電が好調でした。逆に売り上げが落ちたのは電気シェーバーだそうです。テレワーク増加によって、出社の機会と共に髭剃りの頻度も減ったという成程な理由でした。


ここからは増加率が高かったアイテムの一つ、加湿器についてお話したいと思います。冬に一番活躍しそうなアイテムですが、春先の花粉対策や、夏のエアコン活用時の乾燥対策等、実は年中活躍してくれるアイテムです。加湿器と一口に言っても、色々なタイプがある事をご存知ですか?ざっくり分けると4タイプに分かれます。

  • 気化式 水を含んだフィルターに空気を通して加湿するタイプ。加熱しない為、やけどの心配がなく消費電力量が少ないです。ファンを使用するものが多い為、本体がやや大きくなる傾向があります。加湿効果はやや低めで、湿度50%以上の加湿は難しいとも言われています。定期的なフィルター交換が必要です。電源不要のタイプもあります。
  • スチーム式 電気の熱で水を沸騰させ発生した蒸気を放出するタイプ。沸騰後の蒸気放出の為、カビや雑菌が発生しにくく衛生的です。加湿力が高いですが常に水を沸騰させる為、ランニングコストも高めです。こまめなお手入れが必要なタイプが多いです。
  • 超音波式 超音波によって水を細かな粒子にし、ファンによって放出するタイプ。花粉やウィルスの予防を謳っている殺菌水を放出するタイプ等もあります。水を沸騰させないのですぐに加湿可能ですし、ランニングコストも低めです。アロマオイルを併用できるタイプも人気です。加熱をせず、フィルターも通さないので雑菌が繁殖しない様にこまめなお手入れが必要です。
  • ハイブリッド式 スチームファン加湿器や温風気化式加湿器等。気化式にヒーターの機能を加えたものが多いです。吹き出し口が熱くならないのでやけどの心配はありませんし、かと言って気化式程に湿度が下がる事もありません。装置が複雑で高機能な分、他のタイプに比べると高額な傾向があると言えます。定期的なフィルター交換が必要です。

どのタイプが絶対的に良い!という事ではなく、それぞれのニーズに合わせて選べば良いと思うのですが、今回は敢えて的を絞ってご提案したいと思います。引き続きテレワーク中の方も多いと思いますので、デスク周りの加湿をメインに考えた場合の選び方です。

卓上用で選ぶとすると、気化式か超音波式が主流になります。湿度が上がり過ぎない事と、大きな電力を必要としない事が理由です。更に電源目線でのタイプ分けをしてみます。コンセントタイプは一番良くあるタイプで、加湿のパワー強めのものが多いです。ただパソコン周りで極端に湿度を上げるのは望ましくありませんし、パソコン・プリンター等でコンセントがある程度埋まっている事も多いかと思います。その点お手軽なのがUSBタイプや充電タイプですね。デスク周りを極力スッキリさせたい方にはおススメです。更に自然気化式であれば電源自体が不要です。

デスク周りにはパソコンやプリンター等の水分を好まない機械に加え、書類・書籍等これまた濡れたら困るものが沢山あると思います。ですので部屋全体用であれば加湿能力がある程度高いものを選びたいところですが、デスク周りに置く卓上用に関しては加湿能力の高すぎないものがベターだと思います。

更に、卓上用のものはふとした時に目に入りますからデザイン性も気にしておきたいですね。邪魔にならず、景観を損ねない、寧ろ仕事のやる気が出るような好みのデザインを選びましょう。高機能のものも沢山ありますが今回ご紹介したいのはコチラです。

エレメンツ 自然気化式 どこでもモイスチャー サクラ

こちらは給水→蒸発をする特殊加工を施したフィター使用の自然気化式で、電気を必要としません。散々白物家電の話をしておきながら、まさかの家電ではないタイプです。画像の様にグラスに水を入れるだけの簡単仕様ですが、水の蒸発量はコップ一杯の自然蒸発量の約10倍なんだそうです!フィルターの汚れが気になったら半日程水につけ置きするだけの簡単お手入も魅力です。

そして何より見た目が可愛いです!季節的に桜デザインをご紹介しましたが、すずらんやネモフィラ、モンステラ等デザインも色々です。本体自体もリーズナブルですし、何よりエコですね。


Amazonのレビューもいくつか抜粋してみます。

  • 加湿器の様に手入れを怠るとカビが心配になるので 手入れが殆ど必要ないこの製品は重宝します。電気代もかからず 1月でも湿度をしっかり50%以上をキープしてくれます。
  • かすかですが、あるのとないのでは違いを感じます。具体的には、朝起きたときの鼻腔内の乾き方が少しマシな気がします。
  • 新生児用に使用しました。電源が不要で何処にでも置ける点、バッテリー切れ等の電源喪失を気にしなくて良いが利点と感じました。湿度計をすぐそばに置いて使用していましたが、50%を下回らない様に維持するくらいの効果は有るようですが、即効性は無い感じですので他加湿器と併用が良いかもしれません。
  • 以前に購入した陶器製の加湿器とは大違いで、水の吸水と気化能力が高い。

この様に中々の高評価です。お部屋全体の加湿器との併用を前提として、卓上用は遊び心のあるものをご紹介してみましたが、実は見た目の可愛さだけではなく機能的な商品です。


加湿器は冬だけのものではありませんので、春からも大いに活躍させたいところです。湿度が40%以下になるとウィルスが活発化するとも言われています。ですがその反面、60%を超えるとカビやダニが繁殖しやすくなります。梅雨時期などは加湿し過ぎにも気を付けたいですね。乾燥させ過ぎず、加湿し過ぎず。お部屋全体は勿論ですが、デスク周りの環境を快適に整える事で、仕事の効率もアップできると最高ですね。それでは、また!

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