こんにちは、work and placeです。２月に入り、確定申告の時期になりましたね。2022年の所得に関する確定申告は2023年の３月15日までとなっています。早い方は既に申告を済まされているかもしれませんね。

既にご存知の方も多いかもしれませんが、今年の確定申告では若干の変更点がありますので、ここでご紹介しておきたいと思います。

• 申告書Aの書式が廃止

今まではA・Bの２種類あった書式ですが、Aの書式が廃止となり確定申告書は１種類になりました。ただし、記載する内容については大きな変更点はないとの事です。

• 修正申告時の書式が変更となる

申告内容に相違がある場合、提出後に修正申告が必要となりますが、提出書類が簡素化されました。申告書の第一表の修正申告欄が設けられています。

• 修正申告書第五表の廃止

前述にある修正申告簡素化に伴い、別表だった修正申告書第五表が廃止となりました。

• 収支内訳書の提出

個人事業主で白色申告をする場合において、一定の雑所得がある場合は収支内訳書の提出が必要となりました。

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書式関連の変更は上記の通りですが、税制改正に伴う変更点もあります。まずは住宅ローンの控除について、いくつか変更があります。住宅ローン控除を利用できる期間が延長され、2025年末までに入居した人が対象になりました。また、控除率については１％から0.7％に引き下げとなっています。また、電子データでの提出が可能な書類が増えています。社会保険料控除や小規模企業共済等掛金控除などです。申告書類作成等を税理士さんにお願いしている方は安心だと思いますが、ご自身で確定申告を行う場合は注意が必要ですね。その他留意すべき点などについても、国税庁のホームページを確認するなどしておきましょう。慌てずに準備をし、万全の体制で臨みたいですね。

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また、芦屋市ではwork and placeから目と鼻の先にあるラポルテ本館・ラポルテホールにて、毎年恒例の確定申告相談会・確定申告受付が開催されています。

ラポルテ本館　３F　ラポルテホール

2023年2月16日（水）～３月15日（火）　9：00～16：00（最終受付）

（土日祝日は開催していませんのでご注意ください！）

会場の入場には入場整理券が必要となります。会場にて当日配布もされていますが、混雑が予想されます。オンラインでの事前発行がおススメだそうです。（LINEアプリで国税庁LINE公式アカウントを友だち追加が必要です。）

特に３月に入ってからですと、例年かなりの混雑状態になっているようです。これはどこの税務署や確定申告会場でも同様だと思います。来場が必要な場合は余裕を見て、早めに行く事を心がけたいですね。郵送やe-TAX利用の場合も同様です。

自戒の念もこめて申し上げますが、是非早めの確定申告を済ませておきましょう！！

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今年の確定申告とは関係ありませんが、2023年10月1日からはいよいよ新しい消費税税度である「インボイス制度」が導入されます。導入後は全ての業界において免税事業者の個人事業主にとっては不利になると言われています。事業に大きな影響が出てくる方も少なくないと思われます。現在免税事業者の方にとっては悩ましい問題ですね。

課税事業者への切替手続き自体はそれほど難しくはありませんが、2023年10月１日から適格請求書を発行するのであれば、３月31日までに登録申請をする必要があります。また、一旦課税事業者に切り替えを行った後で免税事業者に戻る事も可能ではありますが、２年間は変更することができませんので慎重な判断が必要です。

個人事業主にとってはデメリットが多いとも言われていますが、課税事業者になるかどうかの判断については、ケースバイケースです。こちらも国税庁のインボイス制度公表サイトを見るなどして、ご自身にあったスタイルを選びたいですね。機会があればインボイス制度についても詳しくご紹介したいと思います。

まずは昨年分の確定申告を滞りなく済ませておきたいですね。それでは、また！