こんにちは、work and placeです。

第一回目に引き続き、WEB会議を快適にする周辺機器についてお話します。前回は「クリアな音声」を実現させる為に必要なマイクスピーカーについてでした。今回は音声の次に重要な映像部分ついてです。クリアな音声だけで良いなら電話会議で事足ります。それが映像を伴うと言う事は会議において視覚的に必要な要素が多いという事だと思います。

以前はWEB会議など遠隔でのやり取りは完全なるFace to Faceではなく、深い意思疎通は難しいとも考えられていました。しかし新型コロナウィルス流行の影響でマスク必須の世の中になり、マスク無しでお互いの表情を見ながら話す機会は格段に減りました。寧ろ気兼ねなく安全に、お互いの表情も見える状態で話せるのはWEB会議の方だと言えるかもしれません。だからこそより見やすい映像を届けたいですね。

WEB会議では音声情報だけではなく映像がある事により相手の表情や反応が見えますし、商材を見せるなど視覚的な情報をリアルタイムに表現する事も可能です。前回の内容と重複しますが、パソコンなどのデバイスに内蔵されたカメラでもWEB会議に対応できない事はありません。特に一人参加で、ある程度会話のやり取りが成立すれば良いのであれば、ほぼ問題ないと言えます。1対1であればスマホ同士でもある程度クリアな映像を確保する事も可能です。

ですが複数人が同じ場所から参加する場合は内蔵カメラのスペックではカバーしきれません。 また、一人参加であったとしても商材の説明をする場合など高画質が求められる場合もあります。質の良い映像は現代のビジネスシーンにおいて快適なコミュニケーションを図る重要なツールの一つです。

今年の春先はコロナウィルス流行による外出自粛でリモートワーク人口が急激に増えた事でWEBカメラの需要も高まり品薄状態が続いていましたが、現在は比較的落ち着いているようです。価格帯にはかなり幅があり、手頃なものですと1万円以下でも充分手に入ります。ハイスペックなものですと10万円以上のものも少なくありません。ここではWEBカメラの選び方についてお伝えします。

WEBカメラの選び方

規格

カメラのスペックばかりに目がいきがちですが、まずは併用が想定されるデバイスとの相性が大切です。一から全て揃える場合は別として、まずは中心となるデバイスに合わせて選びましょう。デバイスと直接繋げず連結となるとそれはそれでストレスになります。

画角

カメラが写せる範囲の事です。人数が増えれば必要な画角も広がります。想定される参加人数を基準にします。

解像度

画像の細かさの事です。この数値が高いと画質も上がります。画質が良いに越したことはありませんが、解像度が高いと通信に多くのデータを要します。回線の通信速度や使用デバイスの処理能力とのバランスを考える必要があります。

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他にもズーム機能やフレームレートなどの要素があります。更にカメラ機能以外の部分でもワイヤレス接続が可能なものや、マイク内蔵のタイプ（前回ご紹介したようなマイクスピーカーを別で用意する必要がありません。）、スタンドや三脚が付いているものや、手元を写すなど可動域が広いもの、色々なシーンに応じた機能を搭載したモデルが沢山存在します。

見た目や価格だけで選ぶ事なく、必要とするスペックを分析して選びましょう。

WEBカメラもピンからキリまでありますが、比較的お手頃で且つ対面さながらのWEB会議を実現できる人気のモデルをご紹介しておきます。

Logicool C930E Business Webcam

• 希望小売価格： 15,000円(税抜)
• 解像度　1080p
• 画角　90°
• オートフォーカス
• 全方位マイク

微光下など様々な照明環境でクリアな映像を実現してくれます。ビジネス向けに設計されたWEBカメラです。

Amazonのレビューでも高評価のようです。

「会社で海外とのLyncやSkype、Polycomを行う上で今まで10年間で20個ぐらいカメラを試しましたが本製品が一番綺麗で広角で良いと思います。マイクも素晴らしく、よ～くで来てるなあっといった印象。（現在会議室のマイクはPolycom SoundStation2のPCコールキットを使用）」

他にも…

「それなりのお値段するだけあって、画質よし、マイク音質よし、携帯性よしです。欲をいえば、カメラを１８０度水平回転できるようにしてほしかったところか。」

前回、今回とWEB会議をより快適にするアイテムについてお伝えしました。デバイス内蔵で充分！とお考えの方も多いと思いますが、WEB会議やリモート活動を便利にするヒントになれば幸いです。次回は会議に限らずリモートでのやり取りをちょっとした事で快適にする裏技をお伝えしたいと思います！