キッチンカー継続出店のポイントは?成功例もご紹介

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キッチンカー継続出店のポイントは?成功例もご紹介

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published : 2021/8/10

food and placeのレンタルキッチンカーは単発だけではなく長期利用も可能です。継続的な出店の事例をご紹介します。メディアで話題の事例も!


キッチンカー継続出店のポイントは?成功例もご紹介

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こんにちは、work and placeです。

今年の夏は有難い事にfood and placeのレンタルキッチンカーがフル稼働しています。1日だけや土日のみ等の単発のご利用も人気なのですが、実は1週間以上のご利用も増えています。今回は何と3週間連続でご利用いただいていたPANDA様のケースをご紹介したいと思います。

キッチンカーでの出店にあたり、重要なのが出店場所ですよね。「出店はしてみたいけれど、場所が・・・。」という方も少なからずいらっしゃいます。そこで、food and placeではキッチンカーだけではなく、出店スペースのレンタルもしています。(有料)初めての出店を検討されている方におススメの専用出店スペースです。

今回はそのレンタルスペースをご利用いただき、3週間連続で出店されました。継続出店する事は集客面においてかなり有利になると思います。1ヶ月弱ではありますが、今回は継続出店だった事でリピーターのお客様もかなりいらしたようです。大きなイベント参加や、人通りの多い商業施設などでの集客スタイルとは異なりますが、地元のお客様や口コミにも期待ができます。短期出店の場合は噂を聞きつけて行ってみたら、もう終了していたなんてケースもあります。キッチンカーでの販売が初めての場合、いきなり大きなイベント等に参加してしまうと戸惑う点もありますし、キャパオーバーしてしまう事もあるかと思います。まずはオペレーションの確認を含め、準備段階として数日間のお試し出店もおススメです。

そして今回はご自身で用意されたテントを張って、イートインスペースをご用意されました。テイクアウト需要も多いですが、その場での飲食可能という選択肢があるだけでも大きなメリットになると思います。そしてイートインスペースにお客様がいらっしゃると、初見のお客様も近づきやすいようです。(※テントを建てるスペースもご利用可能ですが、費用は別途必要です。お問合せください。)

ご利用アンケートの結果はこちらです。

  • もっと前からSNSでの告知をするべきでした。
  • お昼時が一番集客できました。夕方はテイクアウトのお客様が多かったです。
  • もっと色々なキッチンカーが集まって欲しいとのお声がありました。
  • 商品をもっと知ってもらう為、色々な場所で出店したいです。
  • 雨天の日が多く、苦戦した部分もありますが、最後の1週間は晴天でどうにか集客できました。

上記の様なお声をいただきました。やはりSNSでの発信は大切ですね。早めの告知がベストですが、直前や当日もSNS発信は積極的に行いたいところです。理想的なのはある程度前から告知しておきつつ、直前・当日と発信を続ける。特に出店当日は動画をうまく利用して、臨場感を出していきたいですね。

テイクアウトで食べましたが「口水麺(よだれめん)」とても美味しかったです。今回の出店で色々なリサーチが出来たとの事で、今後の色々な場所での出店の参考にしていただけそうです。ご利用ありがとうございました!


さて、ここからは最近話題になったキッチンカーでの成功例のご紹介したいと思います。複数メディアで紹介されていたのですが、今年の3月に初出店し、あっという間に人気店になった事例です。

飲食経験者ではなく、まったくの素人だったそうなのですが、Instagramがきっかけで人気に火が付きました。流行りのコッペパンサンドを中心として販売されています。オープン当初は1日あたり50個売れたらいいかな?という位の気持ちだったそうですが、販売数は200、300個と増え、今では400個が1時間足らずで完売してしまうそうです!

そして最初はキッチンカーで都度色々な場所で販売していましたが、あまりに売れるのでキッチンカーだけでは収まらず、倉庫など広い場所を借りてコッペパンサンドを販売し、キッチンカーではドリンク等を販売する併用スタイルも取り入れているそうです。更に先日、とうとう拠点となる実店舗を構えるまでになりました。週末を中心に時にはイベント出店したり、オーダーを受けたりと自分達のペースに合わせて柔軟に活動されているのも奏功している様です。

コッペパンサンドは流行の品ではありますが、発売当初は周りの人に「そんな高いパンが売れるわけない!」等とかなり否定的な意見をぶつけられたそうです。ですが、その否定的な声で逆に燃えたんだとか。こちらの商品は、単に市販のコッペパンに何かを挟むのではなく、とあるパン屋さんに掛け合ってオリジナルのコッペパンを開発してもらい、具材も試行錯誤しつつ地元の厳選した食材を挟んでいます。一度食べたら必ずリピーターになる程の美味しさなんだそうです!コッペパンサンドとしては350円~650円と比較的高価格帯ですが、それでも常に行列が出来、即完売しています。

単発のイベント出店であれば、流行りものである事や見た目、写真映えするかどうか等が最優先になってくるかもしれませんが、継続的な販売を想定するのであれば「ノリ」だけで商品開発する訳にはいきません。リピーターになってもらえるような「また食べたくなる。」要素が必要です。上記のお店はその点でも成功していると言えます。

更にSNSでの拡散が成功しています。オープン1ヶ月でInstagramのフォロワーは1000人を超え、現在では1万人に届きそうな勢いです。投稿を見てみると、商品の紹介はとことん美味しさを訴求できている印象ですし、次回の販売情報も丁寧に発信しています。

400個の商品が1時間足らずで完売してしまう程の人気ですので、せっかく行っても購入できない方々も多く出てしまうそうです。しかし残念ながら買えなかった人も不満というよりは「次回こそは!」と更に人気を呼ぶ好循環になっているようです。整理券を配布したりと、当日の工夫もされていますし、SNS発信からも人柄が伺えます。「応援したくなる」というのも大切なポイントですね。

何でも手に入れやすい世の中だからこそ、人は「この日、この時間に、ここでしか手に入らないもの」に価値を見出すのかもしれませんね。

今までもレンタルキッチンカーご利用レポを何度かご紹介してきましたが、今回は継続的なキッチンカー販売の例をご紹介しました。ご参考になれば幸いです。それでは、また!

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