こんにちは、work and placeです。

長らく続いていた自粛生活も少しずつ条件が緩和され、本来の日常に近づきつつありますね。各種イベントも人数制限が緩和されたり、敢えて大人数での飲食の実証実験が行われている自治体もあるようです。社会に活気が戻ってくるのは嬉しい事ですね。

コロナ禍における行動制限がきっかけで外食産業の在り方が随分変化しました。そもそも外食する事そのものが制限を受けていたわけですから、休業・廃業に追い込まれたお店も少なくありません。そしてUberEats等デリバリー対応を始めたり、キッチンカーを使った移動販売に参入したお店もあります。消費者側としても外食が制限されているからと言って全てを自炊というのは限界がありますし、自宅で少しでも外食気分が味わいたいというニーズはどんどん高まりました。長らくのステイホームによって、デリバリーやテイクアウトで色々なグルメを楽しむ習慣が根付く事になりました。そしてその傾向は行動制限が緩和されてからも続いていて、人気は衰え知らずの様子です。そして飲食を伴うイベントもどんどん増えており、レンタルキッチンカーへの問い合わせも非常に多いです。

---

コロナ禍をきっかけにキッチンカービジネスに一気にシフトチェンジした人、店舗との併用スタイルを取る人、まずはイベント参加などお試し感覚の人、スタイルはそれぞれです。元々飲食関係に携わっていた人だけではなく、新規参入の方も少なくありません。実際、food and placeのレンタルキッチンカーのご利用者には飲食の販売が初めてと言う方も多いです。

実は個人でキッチンカーを借りて、飲食販売をする事自体はそう難しくはありません。ですが集客の事を考えれば単体での販売よりもイベント等、複数店舗が出店している状況が望ましいと思います。

実際に地元活性化を目的としたイベントにキッチンカーで出店した成功例についてご紹介したいと思います。先日、加古川商工会議所会員事業所と地元事業者（飲食・物販ブース出店者）による楽市というイベントが開催されました。来場者とのふれあいの場を提供する事で日常の商売に繋げ、地域活性化の原動力の一助となる目的での開催だったそうです。昨年はコロナ禍により開催を断念したそうですが、今年は日岡山公園という広々とした会場を選び、しっかりと感染対策をした上で開催にこぎつけました。

飲食・物販ブースでは地元の味や名産品を中心として30店舗以上が出店したそうですし、子供さん向けの体験型イベントも開催され、大いに盛り上がった様です。その中の１店舗としてfood and placeのキッチンカーが登場しました。唐揚げと全国餃子食べ比べセットを販売されたそうです。今回テントでの出店も多かった様ですが、キッチンカーはやはり目を引いたようです。

ここでアンケート結果をまとめてみます。

• キッチンカーは本格的な設備で使いやすく、とてもいい経験になりました。
• 雨天の予報でしたが天気にも恵まれ、予想以上に集客できました。
• オペレーション等、今後の参考になりました。
• ２日間両日共購入してくださった方もいらっしゃいました。
• キッチンカーのインパクトある外観と商品がポイントになりました。
• 唐揚げが特に人気ですぐ完売になってしまいましたが『また来ます！』とお声がけいただきました。

お天気も良く商品も完売との事、何よりでした！

看板にあるように『勝つのはどっち？！』と自社商品同士で対決するのは面白い試みですね！そして2日間という短期のイベントでリピーターが生まれるのはすごい事だと思います。次回のご利用もお待ちしております！

---

イベント参加や複数出店の事例として、もう一つご紹介します。先日JR芦屋駅前でOBENTOフェアが開催されていました。竹園ホテルの駐車場スペースを利用し、10店舗程の出店があったそうです。主催場所の竹園ホテルでは、元々お弁当の販売をしています。更に出店者の一つである大丸芦屋店も、目と鼻の先にある常設店舗でお弁当販売をしています。しかし敢えて特別感を出す為に、複数店舗でお弁当を販売しました。

個々の力も勿論大切ですが、協力し合う事によって本来競合であったはずのお店同士であっても、相乗効果を得る事が可能です。特に大きいのは集客面だと思います。実際この新しい試みで、普段はみかけない行列が出来ていました。

レンタルキッチンカーをご利用いただく際も、特に初心者の方はまずはイベント参加をしたり、複数店舗で同時出店が安心かもしれません。複合出店の利点を大いに生かしてみてくださいね。それでは、また。